2009年10月7日水曜日
バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット (骨格矯正バンド付き)
【骨盤のゆがみや広がりを矯正するだけで、様々な症状が改善される】が本書のコンセプトです。
金スマではダイエットがメインで放映されていましたが、本書では“全身のゆがみを矯正して健康になると、同時に美しさも手に入る”といった視点で書かれています。
コンセプトそのものに目新しさはありませんが、難しい言葉での説明がありませんので、この種の本を読むのが初めての方でもすんなり理解出来そうな、優しい本だと思いました。
イラストが多い上、大半がバンドを利用したエクササイズの説明ですので、殆どの方が1時間以内で読破出来るかと思います。
エクササイズですが、一例を挙げますと、
●脚スッキリ巻き
●首のばし
●股関節回し
●二の腕集中シェイプ
などで、殆どが5分以内には完了する内容で、多忙な方や面倒くさがりの方でも行いやすい内容です。
(著者自身が面倒くさがりだそうです)
2009年8月11日火曜日
狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)
取引は、売る側にとっての価値と買う側にとっての価値が完全に一致しないと成立しない。これはすべての取引に共通する真理。北の地図を求めて銀細工師フランに会いに行ったロレンスは、結構高い買い物をすることになってしまいます。
価値は人によって全く異なるものなので、必要な時に適切な取引相手を見つけるのはとても難しい。経済学では欲求の二重一致とか言うらしいですが、いつでもどこでも手に入るものでなければ、現地に赴かなければなりません。今回フランが手に入れたものはお金では手に入らないもので、それを与える代償にロレンスが手に入れたいのは地図。他人から見れば全く価値が釣り合わないように見えても、本人たちは交渉結果に満足しているのでしょう。
2009年7月13日月曜日
MW(ムウ) (1) (小学館文庫)
この本の絵は手塚氏の絵ですが、内容は一般的に認知されている手塚治虫の漫画とは対照的な内容です。主人公は、始めこそ、昔、吸わされて死の寸前にまで追いやられたガスの関係者への復習が目的ですが、後半はただの自分の狂気(これもガスの影響の一つかもしれません)のためだけに行動します。ここまで狂気に暴走する主人公は、他に知りません。たいがい狂気に走る人には、それなりに理由があり、それにもゴールがあるはずですが、彼には、それらが無いように思えます。物語の最後などはW3などにも通じる「あっ」と言わされるような内容です。(スピルバーグの映画にもエンディングが二転三転しますが、元祖は手塚氏であるような気がします)
こんな本を書いている(書ける)からこそ、手塚氏の漫画は奥が深くて非常に面白いです。
2009年7月9日木曜日
生命保険 あなたにとってよい営業マン、ダメな営業マン
なぜ、営業マンを選ぶ必要があるのか?
↓
よい営業マンとダメな営業マンをどうやって見分けるのか?
↓
あなたにピッタリな営業マンは?
という流れで“営業マン”に焦点を当てた唯一の本です。
一つは、既に生命保険に加入中の方、これから加入を検討される方にとって、良い保険営
業マンを選ぶことがあなたにとっての生命保険の問題解決になるという視点、
もう一つは、生命保険の営業をはじめ、“営業”に携わっている人、またはこれから営業職を
検討している人に、“選ばれるためのノウハウ”や知識が盛り込まれています。
2009年7月1日水曜日
ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
ビリー隊長に入隊し、一週間みっちりとこなしたら
腹筋はしっかりとついたけれど、かなりムキムキな体になった私。
コアリズムには、リズム感のなさがあだとなり、腰がいたくて挫折。
さて、トレーシーはというと、かなりかなりお勧めです。
バレエ的な動きが多くて、ゆっくりながら、じわっと汗をかきます。
実際、バレエを習っているので、
この動きならキレイな筋肉がつくだろうなと実感できるのも◎。
腕のワークアウトはかなりハード。
「おお、肩から腕が熱くなって来た~~」と思うと、動きが変わり、
ふっと、楽になる。
これが、ムキムキにならないコツなのかしら??
翌日の筋肉痛は、おなかの奥のほうが痛~~い。
ビリーの表面的な痛さとは、また違った痛み。
とにかく、トレーシーの美しさにやる気がでて、
たまにくれる励ましの言葉(アメ)に癒される。
ダンスPVを見ているような錯覚になるぐらい、画像がキレイです。
最後のインタビューもグッド!!
夏までには、プルプルした身体じゃなくなるように、頑張ります!
2009年6月8日月曜日
1Q84 BOOK 1
僕は本作を一流のエンターテイメント作品として素直に、かつ大いに楽しみましたが、同時にこの作品を、昨年亡くなられた村上さん自身のお父様へのレクイエム、そんな風にも読みました。
毎朝食前に戦争で亡くなった人たちのために祈る父親の姿を見て育った村上さんは、近年はそのお父様とは断絶状態にあったと聞きます。「父のまとっていた死の存在感、それは彼が僕に遺してくれた最も重要なものです」(エルサレム賞受賞スピーチより)と語った村上さんの、恐らく最後まで伝えることのできなかった亡き父へのさまざまな想い。僕にはそれが本作に流れる通奏低音のように、そっと聴こえてきました。
そんなことはさておき・・・・・・。村上作品に触れるとき、僕の心は、まるで音楽や絵画を味わう時のような感覚に満たされます。季節が運ぶ風の匂い、遠く過ぎ去った記憶たち、いつかどこかで見た風景、胸の奥を締め付ける懐かしい痛みなどが、時に優しく、時に激しく胸に湧き上がってくるのです。
まだ本作を読んでいない方には、心をまっさらに解放して、「読む」というよりはぜひ「感じる」という姿勢で味わって欲しいのです。そうすればきっと、本作の読了前と読了後で人生の見え方が少しだけ変わってくる、そんな風に僕は思うのです。
2009年5月21日木曜日
単純な脳、複雑な「私」
何か本を読みたいけど何読んで良いか...って人には真っ先に薦めたい本。
思えば僕が最初にレビューを書いたのも池谷裕二さんの「進化しすぎた脳」でした。
ともかく最近の脳科学の進歩は怖いくらい著しいのではないでしょうか。本著ではページをめくる度に驚きがやってきます。
例えば「脳には幽体離脱を起こす部位がある」だとか、「愛情測定や嘘の発見ができてしまう部位がある」とか、「自分がいつアルファ波を出しているか把握することでミスを防ぐことができる」とか...
とりあえず、1章だけでも手に取ってみてみることをお薦めします。
著者の母校の高校でひらいた講演の模様を文書に書き下ろしたものですので、読みやすくできているところも素晴らしいです。
私っていったいなんだろうかとか、人間ってなに?とかそういった問いに、哲学書以上の発見をもたらしてくれることと思います。
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