2008年12月24日水曜日

榊原式スピード思考力




海外の中央政府財務省のエリート達から、Mr. Yenのニックネームを頂戴した榊原早大教授の考え方を説明した読本。

東大 → 大蔵省 → ミシガン大学留学(経済学博士取得) → 帰任という知的キャリアの持主で、強い円が国益と基本的な考えの持主。

財務省退官後は、慶應で教員に転進してからは、自由気ままに経済雑誌や財テク雑誌で動向を明快に解説して、結構読者の多いライターでもある。

その知的パワーの駆動要領を4章、50項に渡って説明したのが本書。

さすがに幻冬舎の編集で、学歴を問わず応用・習熟できるように編集されている。

まず、話しかけるように丁寧に書かれ(多分口述筆記原稿を著者が手を入れて仕上げられたものであろう)、要点を赤い文字で強調するなど、読者の読解と理解への工夫が随所に見られる。

これで理解できない人は、自らの読解力を疑うべし!

構成は第一哲学の原理に始まり、日々誰もが陥りがちな惰性と思い込みを廃して、知の重要性を語り、現実社会の見つめ方として日本を語る。

きちんと博士学位を持つエリート財務官の知的生活を紹介した読み物だが、流石に経済学者無駄がない。気楽に読めて、自らの思考法を反省するには格好の素材。

お楽しみあれ!

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