2009年1月2日金曜日
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
マジで感動しました。いっきに読んでしまいました。
無農薬でりんごを生産することは常識では考えられないことらしいのですが、
その不可能を可能にした木村秋則さんの記録です。
失敗つづきで出口のみえないなか、あることがきっかけで糸口をつかみ、また挑戦し、
ついには、りんごの花が咲いた話にはとても感情移入してしまいました。
無農薬でできたりんごも奇蹟なら、木村さんの探究心、挑戦する気持ちが
持続しつづけたこと、これもまた奇蹟です。
生かし生かされながら、存在するということ、言葉の上では知っていても
本当に知るということがどういうことなのか、木村さんは極限の状況の中で
ついに掴み取ったのです。
大げさではなしに、木村さんは人類の未来にむけて、とても大切なところに
たどり着いたのではないでしょうか。
普通では到達できないところであると思います。
科学の進歩の美名の前に、切り刻んで成り立ってきた現代の文明、自分で
自分の首をしめているような現代文明、何かが間違っているとかんじながら
突き進んできた文明、そのなかで、今いきる私たちはこの木村さんの経験は
とても意義があることであると思います。
また、教育の分野にもこの木村さんの視点を生かしてくれる教育者がでると
いいですね。ぜひ多くに人に読んでいただきたい本です。