2009年1月28日水曜日

「知の衰退」からいかに脱出するか? 大前研一




本書は、官製不況、食品偽装などの現代の日本社会で起きている“バカっぽい社会現象”を具体的な反面教師として題材とし、著者と共に「考え」、「皆とは違う行動を取れる」人になるためのテキストです。

「知の衰退」から脱却するためにはどうすればよいか!それについて著者は「自分で考え抜く力」を身につけることの重要性をくどいほど述べています。その上で、周りの人達とは違う、ユニークな存在になるためには、「自分で考え抜いたことを実行する勇気」と「結果が出るまで続ける執念」を持つことが必要だと言う。

「ピンチこそチャンス」と「知の衰退」の危機から脱出するのは、それに気がついた人しかいません。たとえ1人でも、行動を起こすことが大切だと著者は言う。

誰も率先して行動しようとはせず、思考停止状態に陥っている現代の日本社会において、低下してしまっている社会全体としてのIQを高めるための思考と行動!

その作業を実践する人は、現代の日本社会を立て直す貴重でユニークな存在になるはずです。