2009年1月1日木曜日
世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select)
緊急出版ということで、2008年秋の世界同時金融不況の原因となったあのいわゆるひとつのサブプライムローンの欺瞞的な内容、CDSとCDOのからくり、金融資本主義の主役であるインベストメントバンクとヘッジファンドの腹黒さ、これらがわかりやすい表現で説明されています。
このたびの世界不況について、堀氏は、「誰かがほんとうのことを語らねばならないのだ。」と「まえがき」では、威勢良く書いていますが、本文は結構おとなしい。読者としては歯がゆさを感じます。堀さんも本当はもっと踏み込んで、詳しく書きたかったのでは、と思わせる部分が何箇所もあります。
(固有名詞等々を出すことにはいろいろと差しさわりがあるようで・・・・・。)
堀氏が設立したドリームインキュベータ(DI)に転職してきた人のことを記述している箇所がありますが、ここを読んで、一度、このDIという会社で働いてみたくなりましたね。
不況下の現在、最終章の「「ピンチこそチャンス」の発想を持とう」には勇気付けられます。